喪中はがきが届いたらどうするか 上司からの場合
毎年、年賀状をやり取りしている人から喪中はがきが届いたらどうするか?
故人や親族との関係によって対応は様々ですが、
特に会社の上司から喪中はがきが届いたときにどんな対応をするか迷う方もいると思います。
今回は上司から喪中はがきが届いた場合にどうするかを紹介します。
4つの対応方法
喪中見舞いの書き方
年始状の書き方
に分けて説明したいと思います。
一般的に喪中はがきを貰ったら次のように対応します。
1、何もしない(年賀状を控える)
2、寒中見舞いを出す
3、喪中見舞を出す
4、年始状を出す
いつも仕事で顔を合わせている上司の方からで事情も知っている場合には何もしないのは気まずいと感じる方もいるでしょう。
そう言った場合には
喪中見舞い、年始状を出すのがおすすめです。
あまりなじみのないこの二つですが、喪に服している相手を気遣い、
ご遺族に対してお悔やみの気持ちを伝えるものです。
喪中はがきを出した側は返事が来ることは期待していませんから、
その心遣いを有難く感じるのではないでしょうか?
また、かつてお世話になった方で年賀状のやり取りだけになった相手やその親族に不幸があって
自分の気持ちを早く伝えたい場合にもお勧めします。
会社の慣習や個人的な関係によっても対応は違ってくると思いますが、
喪中見舞いと年始状についてそれぞれ詳しく見てみましょう。
◆喪中見舞いを出す時期
喪中見舞いは喪中はがきを受け取ったら時間を空けずに出すようにします。
相手に12月中に届くように出します。
◆喪中見舞いの形式
・ハガキ
郵便局で販売されている胡蝶蘭の印刷になっているハガキを選びます。
◆書き方
句読点は打たない、頭語、結語(拝啓 敬具など)は用いない
◆文体
定型文があるのでそれを利用する。
自分の気持ちを込めるのは1文くらいにすると形式と気持ちのこもったバランスの良いものになります。
それでは具体的に例文を紹介してみます。
◆喪中見舞いの例文
・喪中はがき以前に不幸を知っていた場合
喪中お見舞い申し上げます
ご丁寧なご挨拶状をいただきありがとうございます
(まだまだ悲しみも癒えぬままかと存じます)
お体大切に新しい年をお迎えになられますようお祈り申し上げます
カッコ部分が自分の気持ちを表現した文です。
・喪中はがきで初めて不幸を知った場合
喪中お見舞い申し上げます
ご丁寧なご挨拶状をいただきましてありがとうございます
○○様のご逝去を存じ上げず失礼いたしましたことをお許しください
お悔やみ申し上げますとともに○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
(まだ悲しみは癒えぬままお過ごしのこととお察しいたします)
どうぞお体大切に新しい年をお迎えになられますよう心からお祈り申し上げます
・年賀状を出した後で不幸を知った場合
喪中はがきが12月半ば以降に到着したり、
年賀状を出した後で相手の不幸を知った場合はお詫びを兼ねた文にします。
喪中お見舞申し上げます
ご丁寧なごあいさつをいただきありがとうございます
○○様のご逝去を存じ上げず失礼いたしましたことをお許しください
お悔やみ申し上げますとともに○○様のご冥福を心よりお祈り申しげます
(実は先日年賀状をしたため投函いたしました
賀状を受け取り○○様の悲しみが増すことにならないかと誠に申し訳なく思っております
お許しください
まだまだ悲しみが癒えぬままお過ごしのこととお察しいたします)
お体を大切に新しい年をお迎えになられますよう心よりお祈り申し上げます
・かつてお世話になった上司が亡くなった場合
この度はご丁寧なご挨拶状をありがとうございました
ご挨拶状を拝見して初めて○○様ご逝去を知り大変驚いています
存じ上げずおりましたことをお許しください
遅ればせながら謹んで○○様のご冥福をお祈り申し上げます
○○様には生前大変お世話になり心から感謝しております
まだまだ悲しみが癒えぬままお過ごしのこととお察しいたします
どうぞお体に気を付けて新しい年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます
喪中見舞いの他に年始状を出す方法もあります。
年始状は年が明けてから出すようにします。
◆年始状を出す時期
1月1日から松の内の間に到着するように出します。
関東では1月1日から1月7日の間
関西では1月1日から1月15日までの間
が松の内です。
◆年始状の形式
通常のはがきを使用します。
派手過ぎず多少は新年らしさを感じさせる柄なら使用できます。
また、「謹賀」「あけましておめでとう」など年賀の言葉は使わないようにします。
こちらも句読点は付けません。
◆年始状の例文
新年のご挨拶と故人を悼む気持ちを簡潔に伝えます。
新年のご挨拶を申し上げます
穏やかに新年をお迎えのことと存じます
○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
本年もよろしくお願いいたします
なお、寒中見舞いは松の内が明けて節分までの間に出すものです。
例文はこのブログの記事
寒中見舞いの文面集 友人 知人へのご挨拶
を参考にしてください。
喪中はがきを貰った場合は個人や親族との関係によって
お悔やみの気持ちをどのように伝えるか迷うものです。
今回紹介した喪中見舞いや年始状もぜひ参考にしてください。
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故人や親族との関係によって対応は様々ですが、
特に会社の上司から喪中はがきが届いたときにどんな対応をするか迷う方もいると思います。
今回は上司から喪中はがきが届いた場合にどうするかを紹介します。
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4つの対応方法
喪中見舞いの書き方
年始状の書き方
に分けて説明したいと思います。
4つの対応方法
一般的に喪中はがきを貰ったら次のように対応します。
1、何もしない(年賀状を控える)
2、寒中見舞いを出す
3、喪中見舞を出す
4、年始状を出す
いつも仕事で顔を合わせている上司の方からで事情も知っている場合には何もしないのは気まずいと感じる方もいるでしょう。
そう言った場合には
喪中見舞い、年始状を出すのがおすすめです。
あまりなじみのないこの二つですが、喪に服している相手を気遣い、
ご遺族に対してお悔やみの気持ちを伝えるものです。
喪中はがきを出した側は返事が来ることは期待していませんから、
その心遣いを有難く感じるのではないでしょうか?
また、かつてお世話になった方で年賀状のやり取りだけになった相手やその親族に不幸があって
自分の気持ちを早く伝えたい場合にもお勧めします。
会社の慣習や個人的な関係によっても対応は違ってくると思いますが、
喪中見舞いと年始状についてそれぞれ詳しく見てみましょう。
喪中見舞いの書き方
◆喪中見舞いを出す時期
喪中見舞いは喪中はがきを受け取ったら時間を空けずに出すようにします。
相手に12月中に届くように出します。
◆喪中見舞いの形式
・ハガキ
郵便局で販売されている胡蝶蘭の印刷になっているハガキを選びます。
◆書き方
句読点は打たない、頭語、結語(拝啓 敬具など)は用いない
◆文体
定型文があるのでそれを利用する。
自分の気持ちを込めるのは1文くらいにすると形式と気持ちのこもったバランスの良いものになります。
それでは具体的に例文を紹介してみます。
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◆喪中見舞いの例文
・喪中はがき以前に不幸を知っていた場合
喪中お見舞い申し上げます
ご丁寧なご挨拶状をいただきありがとうございます
(まだまだ悲しみも癒えぬままかと存じます)
お体大切に新しい年をお迎えになられますようお祈り申し上げます
カッコ部分が自分の気持ちを表現した文です。
・喪中はがきで初めて不幸を知った場合
喪中お見舞い申し上げます
ご丁寧なご挨拶状をいただきましてありがとうございます
○○様のご逝去を存じ上げず失礼いたしましたことをお許しください
お悔やみ申し上げますとともに○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
(まだ悲しみは癒えぬままお過ごしのこととお察しいたします)
どうぞお体大切に新しい年をお迎えになられますよう心からお祈り申し上げます
・年賀状を出した後で不幸を知った場合
喪中はがきが12月半ば以降に到着したり、
年賀状を出した後で相手の不幸を知った場合はお詫びを兼ねた文にします。
喪中お見舞申し上げます
ご丁寧なごあいさつをいただきありがとうございます
○○様のご逝去を存じ上げず失礼いたしましたことをお許しください
お悔やみ申し上げますとともに○○様のご冥福を心よりお祈り申しげます
(実は先日年賀状をしたため投函いたしました
賀状を受け取り○○様の悲しみが増すことにならないかと誠に申し訳なく思っております
お許しください
まだまだ悲しみが癒えぬままお過ごしのこととお察しいたします)
お体を大切に新しい年をお迎えになられますよう心よりお祈り申し上げます
・かつてお世話になった上司が亡くなった場合
この度はご丁寧なご挨拶状をありがとうございました
ご挨拶状を拝見して初めて○○様ご逝去を知り大変驚いています
存じ上げずおりましたことをお許しください
遅ればせながら謹んで○○様のご冥福をお祈り申し上げます
○○様には生前大変お世話になり心から感謝しております
まだまだ悲しみが癒えぬままお過ごしのこととお察しいたします
どうぞお体に気を付けて新しい年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます
年始状の書き方
喪中見舞いの他に年始状を出す方法もあります。
年始状は年が明けてから出すようにします。
◆年始状を出す時期
1月1日から松の内の間に到着するように出します。
関東では1月1日から1月7日の間
関西では1月1日から1月15日までの間
が松の内です。
◆年始状の形式
通常のはがきを使用します。
派手過ぎず多少は新年らしさを感じさせる柄なら使用できます。
また、「謹賀」「あけましておめでとう」など年賀の言葉は使わないようにします。
こちらも句読点は付けません。
◆年始状の例文
新年のご挨拶と故人を悼む気持ちを簡潔に伝えます。
新年のご挨拶を申し上げます
穏やかに新年をお迎えのことと存じます
○○様のご冥福を心よりお祈り申し上げます
本年もよろしくお願いいたします
なお、寒中見舞いは松の内が明けて節分までの間に出すものです。
例文はこのブログの記事
寒中見舞いの文面集 友人 知人へのご挨拶
を参考にしてください。
喪中はがきを貰った場合は個人や親族との関係によって
お悔やみの気持ちをどのように伝えるか迷うものです。
今回紹介した喪中見舞いや年始状もぜひ参考にしてください。
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